リエゾンでおこなっている施設内の訓練内容を紹介します。
「基礎学習」
働くために大切な知識を習得します。
障害者職業総合センターが開発した、ワークサンプル幕張版(MWS)を中心に訓練をおこないます。
事務作業などを模した訓練をおこなうことで仕事のイメージを持ったり、自分のできること、苦手なことを探っていきます。
↑ピッキングの訓練の様子
指示書を見ながら作業をしていきます。記録を残し、振り返られるようにしています。
「パソコン」
お一人おひとりに合わせてパソコンの訓練をおこないます。
事務の仕事を想定し、WordやExcelを使った訓練を中心におこなっています。
パソコンを初めて使う人には基本的な操作やタイピング練習から始めます。
↑Wordで社内文書を作る訓練
パソコンエリアは、窓が大きく緑が見える気持ちの良い場所です。
その他、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを使った訓練や、パワーポイントを使った資料を作る訓練も取り入れています。
↑Illustratorで会社のロゴを自分で作り、それを使った社員証作成の様子
「軽作業」
手先の使い方や体の動かし方を把握する訓練です。
キーホルダーやベルト、バッジなど、実際の商品を作りながら手先の器用さを確認したり、ペンチ等の道具の使い方、荷物を運ぶ際の体の動かし方を学んでいきます。
また、精度は保ちつつペースアップするなど企業が求める働き方の訓練をします。
↑プラグ・タップを組み立てる訓練
実際にまちなかで販売されている商品も作るため、モチベーション高く作業をしています。