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ふるさと能登に


 

8月30日

 

うれしいお別れがありました。

 

うれしいけれどやっぱり寂しい…だけど…

 

そんなお別れです。

 

 

 

1月1日に能登を襲った地震の被害に遭われ

 

地震前まではご家族の介護を受けられご自宅で生活されていましたが

 

ご自宅の被害が大きく避難所で過ごすことが難しいため

 

 

金沢のご親戚の方のお祖母様が以前当施設に入居して下さっていた事があり

 

 

そのご縁を通じて当施設に避難されてこられたご入居者様が

 

 

本日地元の施設に移られることになりました。

 

 

 

 

これまでご家族様は2時間以上の時間をかけ面会に来られていましたが

 

これからは気軽に面会に行ける距離となりご本人様も

 

ご家族様も安心やとおっしゃっていました。

 

 

 

最後に仲良くされていた入居者様の記念撮影を。

 

 

 

 

「ふるさとに帰られる日まで元気で!」と

 

毎日声をかけあって過ごしてきました。

 

 

ご家族様とご本人様の笑顔を見ていると

 

1/12にご家族様と一緒に5時間をかけ金沢までお越しになり

 

お子さんやお孫さんたくさんの家族のみなさんに付き添われ

 

施設に来られた日を思い出してしまいました。

 

 

私たち施設の職員も一人でも多くの被災された方を

 

受け入れするために慌ただしくしていた中での入居でした。

 

 

ご家族様が入居者様の手を握り

 

「私ら大丈夫やさけ、迎えに来るまでばあちゃん元気でおるまっし!みんなで頑張るんやよ!」と

 

声を掛け合っていらっしゃった姿を思い出しました。

 

 

まだまだ元の生活に戻るには時間がかかると思いますが

 

 

あの日とは違い笑顔で車に乗られる入居者様と

 

ご家族様のお顔を見ることができてほっとしました。

 

 

 

 

これからもふるさとでご家族様と

 

仲良くお元気で過ごして下さること、

 

能登の復興を職員みんなで祈っています。

 

 

 

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