このたび、眉丈会と石川県理学療法士会が共同し、新たな介護予防事業として眉丈会の職員を対象とした“シルバーリハビリ体操指導士”の養成講習会が開講となりました。
『シルバーリハビリ体操』とは… リハビリ医学や運動作用学の考えに基づいて、「立つ」「座る」「歩く」といった日常生活に欠かせない動作が困難な人向けの治療体操として考案されました。時と場所を選ばず、健常者から寝たきりの人まで幅広い人を対象とした体操です!また、講習会では体操の実技だけではなく、人体の構造や運動学など専門的知識も学びます。
石川県理学療法士会では、これまでも自治体と連携し住民主体型の介護予防事業として講習会を開いて来られました。体操の指導者を増やし、より多くの高齢者に親しんでもらうための普及事業ですが、今回のように事業所との共同は全国的にも稀な取り組みとなっているとのことです。
眉丈会では、講習を受けた職員が法人内の拠点に限らず、羽咋市、かほく市、金沢市で進めている地域の活動拠点等で広く住民の方々にお伝えし、住み慣れた地域で生活し続けられるよう支援をおこなっていきたいと考えています。
講習会の参加希望者は法人全体で103名、全4回、20人を1グループとして2年がかりで全員が資格取得を目指します。