金沢は、その昔、「尾山」と呼ばれていました。
遥かな山々から細長く伸びる小立野台地を山の尾っぽとみなし、
その先端にできた城を中心に町づくりが進められてきました。

その金沢城から程近いまちなかで、社会福祉法人 眉丈会として
平成18年から地域福祉に関わっています。
高齢化率が高いこの地区で様々な介護ニーズに応えるために、
提供サービスの多様化と質の向上、さらに医療との連携を進めています。

私達の介護サービスは、誰もが持つ、こころとからだの生きる力を大切に、
そして、発揮していただくことを常に心掛けています。
これは、お一人おひとりに応じた自立性を可能な限り保っていくことが
自分らしさはもとより、相互の関係づくりにつながるとの思いからです。

金沢のまちなか地区においても、「お互いさま」の気風が
力強く脈々と受け継がれています。
自立性を大切に『まちなか福祉』を進めることで、老若男女を問わず
みんなが各々できることをお互いに協力し、支えあっていく地域づくりに
お役にたちたいと考えています。